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透明感のある田舎蕎麦 山形 大石田の蕎麦街道 そば切り源四郎(2020年) [蕎麦]

山形の大石田町のそば街道にあるお店です。
8月に入ってすぐに1日だけ夏休みを取りました。しばらく行っていなかった仙台に行く事にしました。どうせ仙台に行くのであれば、山形でお蕎麦を楽しもうと考えました。
食べログのコメントを参考に候補を絞って最初の目的地にしました。川越の自宅から400Kmちょっとの距離です。日曜日の朝ですが、6時半に出ればお店の口開けには間に合うはず。
(以前、仙台に単身赴任していたことがあり、その時は個人的な事情があったので毎週末、川越に帰っていました。そのため、2年ちょっとで8万Km走りました。距離から計算すると仙台―川越を100往復以上した事になります。ですので、400Kmくらいであればそれほど遠いとは感じなくなっています。民主党政権で高速道路の無料化をやっていた時だったので非常に助かりました。民主党政権時代で良いと思ったのはこれだけですが… 笑)
東北道から山形に入ってさらに40Kmくらい北上します。東北中央道は東根北で切れているのでそこからは下道を走りますが、流れは結構良いです。

ほぼ時間通りの11時頃にお店に到着しましたが、まさかの臨時休業、第2、第3候補にも行きましたが、どこもお休み。どうやら先日の大雨のせいで被害があったようです。それからは電話で確認しました。このお店に電話すると、やっているけど途中の道が通行止めになっているので、かなり大きく迂回した道を教えてくれました。この辺りは土地勘がないのですが、大石田はさらに山の中のようです。どんどん山の中に入って行くと「大石田そば街道」の文字が見えますので、道はあっているようです。住所は次年子と言うそうですが、山深くてナビがないと怖くて行けない場所ですね。(笑)
途中、何件か蕎麦屋の看板を見ながら11時40分過ぎにようやく到着です。
お店の横に4台分の駐車場があります。先客が3組いました。

お店は駐車場を上がった所にあり、さらに入口は階段を登った所です。この辺りは雪が深いからこのような造りになっているのでしょう。
IMG_20200802_122020.jpg
入口を入ると普通の大きな家の玄関で靴を脱いで上がります。入って左側に広い畳の部屋にテーブル席が並んでいます。空いている席に座りました。先客はみなさん地元の方のようです。

メニューは
・板そば:700円
・板そば大盛:1,000円
・かいもず(そばがき):800円
です。あとは「きじそば」1,100円、「きじ汁」350円というのもありました。
板そば2枚とかいもずを1つ頼みました。

まず蕨、キュウリ、ナスの漬物がだされました。
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その後すぐに板そばが出てきます。
大き目の板に底が見えないほど蕎麦が敷きつめられています。
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お蕎麦は太目ですが、それほど極端に太くはありません。褐色でかなり黒い星が飛んでいます。いかにも田舎蕎麦といった風情ですが、切りのエッジが立っていてお蕎麦に透明感があります。これは美味しそうですね~。
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まずは一口頂きます。あれ?口に入れた時の風味や香りを感じません。見た目の荒々しさとのギャップが大きいお蕎麦です。食べていると甘味を感じる美味しいお蕎麦ですが、風味をほとんど感じないのが不思議です。

汁は、浸して食べる事を前提としたかなり甘目の汁で、蕎麦との相性が良く、食べやすいです。結構な量がありましたがすんなり完食。

おそばを食べている途中で「かいもず」が配膳されました。
IMG_20200802_120237.jpg朱塗りの口が広い大き目の椀の中に熱々のそばがきが盛られています。温かいうちに一口頂くと、ふわとろ系のざんぐり派のそばがきです。柔らかくて風味ゆたかですね。
00000IMG_00000_BURST20200802120241710_COVER.jpg
ふわふわしていますが、食べると少し水分が多い印象で粗目な食感です。
蕎麦のつけ汁で食べたり、付いてきた納豆を絡めたりして頂きました。

ごちそうさまでした!

【満足度】3.4
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